さて、新型コロナウイルスの蔓延をきっかけにしたニューヨーク市場の下落相場は続いています。このような中、大量の含み損を抱えている投資家もけっこう多いかと思います。私もその一人です。しかし、アメリカ・ニューヨーク市場に関して言えば、過去100年、下落時の最善の答えは「買い」でした。

なぜそのようなことが言えるのかというと、下のチャートをご覧ください。

出典:https://www.macrotrends.net/1319/dow-jones-100-year-historical-chart

これは1910年代から2020年現在までのダウ平均株価の値動きを示したものです。ご覧いただいてわかるように、値動きはけっこう荒い印象を持ちますが、全体としては右肩上がりのチャートとなっています。これが何を意味するのかというと、例え直近の高値で株式を購入しても、そのうち株価は戻るということです。このチャートの期間で最も下落しているのは1920年代から1930年代にかけての世界恐慌の時代、およそ5000ドルあったダウ平均ですが、1000ドル程度まで下がっています。率にして80%の下落ですが、30年後には高値を奪還しています。もちろん、その期間中全く株式を買わなかった場合の話で、当該期間中に株式を購入していれば取得単価を下げることができて、損益分岐点は下落し、より早く含み益に転換することができたでしょう。

一方で不都合な事実も存在します。1960年代中盤の高値は、1970年代を通して超えることはなく、むしろ下落しており、1980年代初めに底を付けるまで下落し続けています。もちろん、この期間においてもナンピン買いしておけば、他よりも早く含み益に転換したでしょう。しかし、含み損状態に耐え続けなくてはいけません。

一度買った優良株は売るな!

結論を述べてしまうと、一度買った優良株は例え株価が半分になろうとも握りしめる覚悟が必要です。

優良株とは、ブランド力を持ち、扱う商材がコモディティではなく、誰もが否応なしに買わざるを得ないような商品を扱っている、財務が強固な超大型の銘柄です。逆に、いわゆるクソ株はホールドしていてもダメです。

でも、そのような銘柄を見つけることは難易度が高いですし、万一の倒産リスクも考えて、資金を分散しておく必要があります。このようなことは一般の個人投資家には難しいことです。

指数インデックスETFを買っておくべし

指数インデックスETFとは、読んで字のごとく、ダウ平均やS&P500といった指数に連動するタイプのETF(上場型投資信託)です。私はS&P500を好みますが、一般的にはダウ平均に連動するものがいいでしょう。というのは、ダウ平均に採用されている銘柄は、それぞれの時代を代表する銘柄で構成されているからです。つまり、それにインデックスするETFを買っておけば、自動的にその時代を代表する銘柄を選定することができるわけです。例え最近のボーイングのように暴落する銘柄が出てきても、指数がゼロになることはありません。(余談ですが、この調子だとボーイングはダウ採用銘柄から外れるかもしれませんね…)資金がすべてなくなることはないということです。

私のように、指数の動きが荒くなることを嫌う投資家は、S&P500にインデックスされているETFを買うといいでしょう。S&P500は約500の超大型・大型株で構成されている指数で、採用銘柄が多い分、値動きが比較的マシです。

買い方の注意点

では、実際に投資する時のポイントは何でしょうか。私は別にインデックス教の信者ではありませんので、一般的な買い方をおすすめします。ドルコスト平均法です。これは定期的に同額を買付けていく投資方法で、下落相場の時はより多くの株式を、上昇相場の時はより少ない株式を購入することで平均取得単価を比較的安く抑えることができます。なぜ一括で投資しないのかと問われれば、それの答えが今のこの暴落相場です。半年前までは一括で買えと煽る人が多くいましたが、鵜呑みにした人や、そんなことを言っていた本人が退場しているので、論より証拠ですな。

まとめ

まぁ、悪口はいいとして、結論。

  • 指数インデックス型のETFを買付ける
  • ドルコスト平均法を使う。

シンプルですね。ですがシンプル・イズ・ベストとも言いますからね。

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