バイオリンの音を変えるために一番手っ取り早いのは弦を変えることです。ですが、弦もなかなかお高いもの。今回は弦の選択の際に役立つ情報を書いていきたいと思います。

ドミナント

ドミナントはトマスティーク・インフェルド社から出ている代表的な銘柄。標準的な音質で音量は比較的大きいのが特徴です。どんな楽器とも相性が良く、これを使っている方は数多くいます。

ゴールド

ゴールドはピラストロ社から出ているガット弦です。ガット弦としてはお安い部類に入りますが、音質はなかなかのもの。ガット弦特有の暖かい音色を手に入れることが可能です。

オブリガート

オブリガートはガット弦に寄せているナイロン弦です。音量があり、暖かみもある音ですが、ガット弦にはかないません。また、少々値が張ることもマイナス要因。ですが、好んで使うプレーヤーもたくさんいます。

エヴァ・ピラッツィ

ピラストロ社の経営者一族の名字、ピラッツィの名前を持つ弦です。音色はとにかく強い音を持ち、音量も大きいです。ソロ向けの弦だと言えそうです。

パーペチュアル

ピラストロ社の最新(2019年現在)の弦。迫力と音質の両立ができる弦で、安い楽器に使うと効果はてきめん。驚くほど音が変わります。お値段が高いので、そこは難点です。

インフェルド赤

トマスティーク・インフェルド社から出ている弦。ドミナントに味を付けたような感じです。音色は複雑さを持ち、暖かさを持っています。音の出方もベルベットのような滑らかさです。

インフェルド青

インフェルド赤に対してインフェルド青は対照的な音です。音の反応が早く、通る音がします。音に鋭さがあるのでソリスト向きかもしれません。

オイドクサ

オイドクサはピラストロ社から出ているガット弦の中でも比較的手ごろな値段で入手できます。音色はアンサンブル向きで暖かさがある音です。ガット弦という特性上、チューニングの安定性は低いですが、一度試してみる価値があるでしょう。

ゴールドブロカット

こちらはE線のみの銘柄です。特徴は何といっても安いこと。300円くらいです。E線は錆びやすく、他の弦と比べて交換する頻度が高いので、ありがたい製品です。音色の方は、ナチュラルでドミナントと特に相性がいいようです。

ゴールドブロカット プレミアム ブラス・スチール

おなじみゴールドブロカットの上位モデルと言った位置づけの「プレミアム」シリーズ。その中からブラス・スチールをご紹介します。テンションが高くなく、派手な音はせず、渋めな音がする印象でした。音には張り詰めた感じではなく、むしろ柔軟性を感じました。お値段は330円前後で、それほど高くありません。

ヒル

こちらもE線のみのラインナップの弦。ヒルは昔から定評のあるE線で、愛好者も一定数います。音色は上品ないい音がしますが、お値段が高いのがちょっと難点。1100円以上します。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ

にほんブログ村