さて、先日から譜読みを始めたヴィヴァルディの「調和の霊感」第3番ですが、1楽章を最後まで弾いてみました。とはいってもタイトルにある通り超低速です。原曲の1/4くらいの速さでしょうか。非常に遅いテンポです。しかし、曲がバロック時代なので、とにかく音符の数が多いんです。そして全てを弾けなければ曲にならないので厄介です。とはいえ、テンポは後で上げていけば済む話ですし、チャールダーシュをやった時のように技術的な難所があるわけではありません。「あ、選曲、簡単すぎたかな?」と思っていました。ところが、技術的な難所ではない課題が待ち構えていました。

「協奏曲」

この曲はソロ・バイオリンを主役にしたバイオリン協奏曲の形態を採っています。「協奏曲」は「ソナタ」と違ってバイオリンと伴奏の関係は比較的対等です。(もちろん、「Solo」と「Tutti」の中での役割分担はありますが。)最後に弾いた協奏曲はバッハの「2つのバイオリンのための協奏曲」の第1楽章で、ずいぶんと前のことです。当時は弾くのに手いっぱいで協奏曲の中での伴奏との関係性を考える余裕はありませんでした。ですので、実質的に今回が初めての「協奏曲」となります。

バイオリンとピアノの微妙な関係性

そして、伴奏の相手は、原曲が弦楽器群に対し、今回の楽譜はピアノが相手になります。何が問題かというと、ピアノと弦楽器は相性が必ずしも良くないところが問題です。ピアノは調律が非常に緻密で音程は絶対です。バイオリンはご承知の通り、開放弦以外は指で抑えるので正確な音程を取るのが難しく、不安定です。弦楽器同士なら、「ちゃうねん、音程を外しとるんはオレちゃうねん、伴奏やねん」と言い訳が言えますが、ピアノが相手だとそうはいきません。こっちも正確な音程を出さないといけません。

課題はいっぱい

ということで、今回の選曲は課題がけっこうありそうです。まずは協奏曲というジャンルについて勉強する必要があります。また、伴奏がピアノなので、その対策もしないといけません。

とはいえ、本番は来年の2月。とりあえずはどうにかなるでしょう。

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