宅録は機材が命!

宅録は読んで字のごとく、「自分の家で録音をする」ことです。この5年ほどの間にスマートフォンの進化に伴って、スマホアプリなどを使って録音をしている人も多いかと思います。でも、なんか音質に不満がある、とかバイオリンらしい音が録音できないとか感じていませんか?もしかしたら、それ、録音機材のせいかもしれませんよ!(ジャパネットた○た風)録音機材は、アコースティック楽器を弾く人にとっては「何か難しそう…」と思って敬遠しがちですが、そこは避けては通れません。

でも、安心してください。予算が数万円以内の方に関しては、リニアPCMレコーダー一台で済んでしまう場合もありますので。パソコンに落とすのもレコーダーに線をつなぐだけです。簡単です。もう少し予算があれば、単機能のマイクとリニアPCMレコーダーをキャノンケーブル(XLRケーブル)でつなぐだけだったりします。意外と難しくありません。(まあ、機械音痴の方にはそうでもないのでしょうが…)

ということで、今回はあなたの予算に合わせて機材をご紹介します。

①【~2万円】音質はそこそこでいいから、とにかくスマホよりはいい音質で録りたい人向け

リニアPCMレコーダーを使います。リニアPCMレコーダーとは、会議とかでよく使われているICレコーダーの中で、音楽用途のために設計された高音質なものです。

TASCAMの「TASCAM DR-05-VER3」が安く10,000円を割る値段で買えます。私は長らくTASCAMブランドを使っていますが、一般の知名度は低いですが、コストパフォーマンスはよいと思います。

あるいは、ZOOMの「H1n」あたりも選択肢です。

有名なメーカーだとソニーやオリンパスからも出ています。

この価格帯は、練習の記録や発表会の記録などの用途であれば単体で完結しますし、お値段もお手ごろなので、普通に使う分には申し分ないと思います。

②【2~4万円】コンデンサーマイク+リニアPCMレコーダーでちょっといい音を狙いたい人向け

動画投稿やCDに残したいといった需要を満たす最低限の価格帯です。最低限と言っても、私も含めて普通の人ならこれで十分だと思います。ただ、マイク用のキャノンケーブル(XLRケーブル)端子をつなぐことができるリニアPCMレコーダーとそうでないものがあります。またコンデンサーマイクへのファンタム電源の供給ができるのか確認をしましょう。

では、まずはマイクからご紹介します。

マイクロフォン

SHURE PGA181

マイクを含めて音響機材メーカーとして世界首位のSHURE社から出ている、リーズナブルな価格帯シリーズ「PG Alta」シリーズから出ている楽器用コンデンサーマイクです。一応、ヴォーカルにも使えるみたいです。実際に使ってみると、原音に忠実な素直な音が出ます。「音に味付けされるのがちょっと…」という方はぜひ検討してみてください。

※ コンデンサーマイクは一般的な用途で用いられるダイナミックマイクと比べて、扱いに注意が必要ですが、より高い品質の音質を得られます。

SHURE PGA81

私が買うかどうか悩んだのがこのマイク。設計が楽器用で、かつスモールダイヤフラムを採用していてコンパクトなのが魅力です。

AKG P220

ヨーロッパを代表する音響メーカー、AKGのコンデンサーマイクです。私がメインで使っているマイクがこちらになります。SHUREのPGA181と比べると少し値段が張りますが、暖かみのある音が、バイオリンの音とマッチしていると思います。

audio-technica AT2020

日本のメーカーではオーディオテクニカがよく売れているようです。AT2020はジャンルを問わず多くのYouTuberが使っています。楽器以外の用途にも使うことが想定されるなら、とりあえず一本買っておくのもアリかも。

次にレコーダーを紹介しましょう。

レコーダー

TASCAM DR-40

TASCAMから出ているこのDR-40は2本のマイクにファンタム電源を同時に供給でき、かつ電池駆動という点で非常に使い勝手がいいレコーダーです。費用対効果で言えば、これがベストな選択じゃないかなと思います。

ZOOM H4n Pro

少々予算がぎりぎりになりますが、TASCAMよりはZOOMの方が有名でしょ!という理由で載せておきます。もちろんファンタム電源を供給できます。

③【4~6万円】②にマイクプリアンプを追加してより高い音質が必要な人へ

マイクプリアンプとは、マイクからリニアPCMレコーダーなどの機器の間に設置して、流れる信号を増幅・調整するものです。リニアPCMレコーダーにも内蔵されていますが、専用の機器を使った方がより良い音で録音することが可能になります。マイクプリアンプもそもそもキャノンケーブル(XLRケーブル)端子があるのか、ファンタム電源は供給できるのかを確認してください。

Golden Age Project PRE-73 Jr

私が使っているのがこちらの製品です。基本的にGAINとボリュームだけを動かせばよいので、初心者でも気軽に使えます。

Focusrite ISA One

見た目はイマイチですが音質はピカイチです。我々素人が買えるマイクプリアンプの中では最も良いのかもしれません。ただ、お値段が6万円弱するんですよね。予算オーバーです…。

結論:いい音で取るにはそれなりの機材が必要

とまあ、いろいろと紹介してきましたが、私が機材沼にはまってわかったことは、機材は、こだわればこだわるほど値段が指数関数的に上がっていく、ということです。お金を積めばいい音が出せますが、逆に自分自身のバイオリンの下手さ加減が嫌というほど出るので、若干ブルーになったりしますが(苦笑)。

いかがでしたでしょうか?皆様の機材選びの参考になれば幸いです。

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